映像・コンテンツ制作会社メイクス 企業の効果的な映像とコンテンツの企画、制作、活用のための情報サイト  

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2007年02月24日

ウェブサイトの制作相談に思う事

ウェブ制作でも映像制作と同じアプローチで

この1年ほどメイクスのウェブサイトリニューアルで勉強した影響なのかどうか、ウェブサイトのリニューアル相談を続けて頂いている。

既存のウェブサイトにコミュニティ機能などを望まれるような前向きなご相談や、既存業者への不満(意味不明のフラッシュムービーが何故必要か不明で高額)といった相談など。相談される理由が分かるのでご提案ができると考えている。

これまでは「映像制作が絡むウェブ」「既存のサイトに映像を付加する」を基本にしていて、映像が絡まないものやサイト構築の企画には消極的だった。というのは、映像の制作と同じような仕事の臨み方がウェブの場合には出来ないと考えていたから。

一つにはウェブ制作でとるべき企画アプローチが整理されていなかった事。
ウェブサイトを大方の企業が持つようになり、その位置づけや反省点も明らかになってきたと感じる。目的が定まれば、制作内容の提案ができる。極端だが「他社もやっているからホームページをつくる」では企画のしようが無いと感じていた。

一つは費用のばらつきが大きすぎた事。
制作費用も大分落ち着いてきたようだ。よく「もうウェブサイト制作はお金にならない」「過当競争だから参入するべきではない」というふうに言われている。しかし、ウェブサイトをどうやって活かすのかは、当たり前になったツールだからこそこれからが本番なんだと考えている。安価でも求められる情報をタイムリーに提供できるウェブは情報基本ツールとして大きな魅力があり、基本だからこそ企画が大切になってきていると思う。

そして本来のウェブ機能が求められだした事。
商品やサービスをカタログ的に掲載するパンフレット的な位置づけから、商品やサービスがどう使われたり役に立っているのかを集収して再発信する位置づけになってきている。アクセスする側が求めているのはこうしたウェブ本来の機能から生まれる情報になってきた。

映像制作と同じようなアプローチをウェブ制作に活かせると思っている。

2007年02月19日

企業の映像制作「第4回 映像が果たす役割」

第4回 映像が果たす役割 〜最近の傾向〜

今回は企業の映像が果たす役割、最近の傾向について。

映像が果たす役割では「理解される」に加えて、「共感を得る」「行動を促す」という役割が増していると思います。

印刷物やパワーポイントでは機能や概要といった特徴説明は得意ですが、対象者の心に訴求する事は容易くありません。
視聴対象者にすれば機能や概要が理解できても感情を刺激されない情報には、説得力に欠けるという印象が残ります。

感情を刺激する、説得力があるものというのは、概念や想いに対して、又は経験に対して共感を持ってもらう事です。概念や想いは抽象的であり表現しづらいものであり、経験を表現するのも心象風景を想起させる(経験を分かりやすく伝え、共有する)のは困難という面があります。

これらを映像で表現する事で、伝えにくい内容を伝え「理解を促し」「共感を得」「行動を促す」という事例が増していると感じます。
メイクスで最近制作したものから例を挙げてみました。
●住み良いまちにしたいとの想いを地権者から住民に伝え、環境への配慮を促す
●CSRへの理解と自分達(職場単位)の行うべきCSRとは何かを考え行動を促す
●部署の垣根を無くし、多様な職務の相互理解と業務本来の目的を再認識させる
●製品開発プロセスを敢えてユーザーに明らかにし顧客志向を開示、共感を得る

今を表すキーワードとして「カスタマイズ」「自分らしくある」が挙げられます。
一人ひとりの志向に向き合うには、機能や特徴といった無機質なものではなく、企業の心根というようなもの、思いが伝わるものが必要になっています。

映像は印刷物等に対して、リッチメディアといわれます。
映像にしかできない事をきちんと選択してその役割を明確にする事が大切だと思います。表現がリッチな映像を企業活動に使いこなし、あなた(の企業)の思いや心根を存分に伝えていただきたいと思います。

2007年02月10日

企業の映像制作「第3回 映像の組み立て」

第3回 映像の組み立て 〜映像化で注意すること〜

今回は構成案をつくる際に注意している事について。

制作する内容はその用途や条件によりまちまちですので、いつも心掛けている原則的 な考え方や進め方についてご紹介します。


1、構成要素
まず制作する目的を達成するために最大の効果を発揮できる手段として、映像の力を 活かせる組み立て方〜軸は何か、必要な要素は何か〜を考えます。 その時に必ず想像するようにしている事があります。それは視聴対象者がどう感じる のかを想像する事です。

業種や職種、性、年齢、新規客か既存客か、商品知識の有無、 などの条件に沿って視聴対象者になりきるようにします。
映像で紹介される商品やサービスを使う方の立場になって、自分で想定した映像イメ ージ(ないしはストーリー)を違う自分(視聴対象者)がどう感じるのかをイメージ します。映像イメージ(ないしはストーリー)が浮かばない場合には、使う方の立場 から知りたい事を考えていきます。

そうは言っても特殊な対象の場合には思い浮かばない事もまちまちです。その時はど うするのかと言いますと・・・本を読むかネットで調べます。その世界の仕事とか携 わっている仕事で何を考えているのか、どんな日常なのか、などが書かれた本を読み、 情報を探します。これは結構有効です。(しかし、子供にだけはなりきれませんね)
当然一般的かつ表層的なものなので「なりきる」という言い方はオーバーかもしれま せん。しかし、こういうアプローチを始めてからは大きく外した事はありません。 (稀に参考にした情報に偏りがあって、過剰な思考をしてしまう危険性はありました)

 
2、流れ
次にどういう映像の流れに置くのかを大まかに決めていきます。
映像の流れに置くというのは、展開するベースを何にするかです。ナレーション進行 か、進行役(実写顔出し、CGキャラクターなど)を置くのか、それともそのどちらで もないか、どちらもか。ここは次の要素との兼ね合いで調整していきます。
またこの辺りから最近注意しているが、再生環境です。 再生環境に相応しくない要素はこの辺りで除くようにします。あとあと齟齬をきたさ ないためにも大切だと思います。
(再生環境については 企業の映像制作「第2回 再生環境」をご参照下さい)

 
3、条件内で設定
そして撮影日数や撮影場所の大まかな条件、イメージCGやフリップ類などのつくりも の、出演、演出がらみの特殊要素(特定の演出手法による要素:音楽を全面に打ち出 す、特殊なスタジオ撮影が欠かせないなど)、これらを条件の中で設定していきます。

 
4、点検
最後に映像で表現するのに一番良いオプションになっているのかを見直します。 一番良いオプションというのは、映像的に弱くないか、という事です。
企業映像の場 合、どうしても説明をするために映像的には厳しい要素が出てくるため、他の方法を 採れないか発注先様とご相談します。(これを真っ先に行う場合もありますが) この時、最初の「視聴対象者がどう感じるのか」と併せて以下の要素から再点検しま す。
●訴求内容:訴求したい点がぶれていないか
●使う状況:集合か個別か、強制力の有無、プッシュかプルか(視聴請求の有無)
●再生方法:DVD Video playerとTV monitor、PC、Web-site
●役割範囲:映像がカバーする始点と終点(=責任範囲)
●棲み分け:紙、イベントなど他手段、PCによる説明
●更新頻度:変更の有無とその時期目安・頻度
●使用期間:いつまで使うものか これらは構成案をつくる前提条件になっており、変更もありがちなため注意する必要 があります。

 

以上大まかなところをご紹介しました。
企業の映像ツール制作で参考にしていただければ幸いです。