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2010年06月12日

動画配信テスト

2010年06月07日

企業の映像制作「第17回 ナレーションを使わない」

第17回 テロップでナレーションを代替する

今回はテロップでナレーションを代替する方法について。

以前にあった事例ですが、どうしてもナレーションを使いたくない、テロップで表現したいというケースがありました。

ここで「これです」と実物をお見せできないので、架空の展開案を用意しました。
上がナレーションを使う場合、下がテロップで置き換えた場合です。

  

ナレーションを使う場合には、ナレーションに沿った映像をあてます。

テロップで代替する時は、該当カットの前にテロップを多少表現を変えて置きます。

尺(時間)はテロップを差し込む分長くなりますが、効果的な選曲を行うことで、荘厳な 雰囲気が出て、ゆったりと見せたい場合には効果的だと思います。

会場の都合で音を出すことができなかったり、聞き取ることが期待できない環境ではナ レーションを使わない方法は有利で、使い勝手が高いです。

またウェブの場合でも、音を使わずに表現したい動画などでもアリです。

更にナレーション関連費用(ナレーター、録音、整音)が掛からないので、費用面でのア ドバンテージがあります。但し、映像だけで「読ませる」ので、編集確認(すり合わせ)の為の作業量は増えると考えるべきです。

手持ちの画像だけで構築できるので、映像素材が無い場合でも作品を作ることが可能な方 法だと思います。

以上、実際のケースからお薦めできるノウハウでした。

「こんな場合はどうか」というご相談があればお気軽にお問い合わせください。

 

2010年05月14日

企業の映像制作「第16回 不可避な音声」

第16回 クリアな音声が欠かせない

今回はどんな条件でも欠かせないクリアな音声について。

テレビでもPCでも聞き取りづらいことってありませんか。
近頃のテレビではテロップフォローされることが多いので聞き取りづらくても分かりますが、何を言っているのか聞き取れなかったりするといらいらさせられたり、見る気が失せてしまいます。

音声では3つの要素があります。
1)喋る人の
舌と声量:
舌は致し方ないとしても声自体のボリュームは要注意です。声量の異なる複数の人が喋ると録音レベルが適正でも声量の少ない人の声は結果、聞き取りづらくなります。
2)収録方法:
会場でマイクを使う場合には音声ラインから収録、ピンマイクを発言者に付ける、ガンマイクを発言者に振る。いづれの場合も録音レベルを適正に収録する。
3)整音、ミックス:
収録時の音声、ナレーション、選曲、効果音などの複数音声を(ステレオの場合L+Rの2本)限られたラインにレベルを調整して収めます。この時、ナレーションが立って聞こえるようにメリハリを付けたり、使用状況に叶った(再生環境に合う)ミックスが行われます。

以上のセオリーなんですが、費用面で一部の作業ができない場合があります。

しかし、2)の適正な収録だけは避けられません。家庭用ビデオカメラのカメラマイクだけで収録した音声のような聞き取りにくい状態では余程良い条件で収録が臨めなければ態勢を整えるべきです。

先日、諸事情から諭吉さん10人で講演記録と編集をする事になりました。
音声マンを入れる余裕は無いのですが、生命線の音声がきちんと収録できなければ見る方をいらいらさせたり、見る気を失わせてしまう可能性があります。

やるからには最低限の事はしようと考え収録は予算以上の対応をしました。予算どおりの対応では何か不測に事態が起きれば、全て台無しの可能性があります。

PC再生、特にストリーミング再生では音声がポイントです。
クリアな音声は何かを伝える場合、不可避だと思います。

2010年03月31日

ちょっとした課題解決4

ナレーション収録

既存のフラッシュムービー(ウェブ用、音声が無いもの)へのナレーション入れのご相談がちらほらと続いている。

説明やポイントをムービー内でテキスト表示していたものをナレーションによる案内に変えるというもの。
映像だけではなく、音声があった方が分かりやすいですね。

社内にアナウンスブースもあり、ナレーション収録作業だけでも日程が合えばお引き受けしています。

作業ではMA作業に乗るファイル形式に沿ったもの(QT互換ファイル)で戴ければ可能、ご希望の音声ファイルに書き出してお渡しします。
作業は30秒から1分程度で選曲が無ければ1時間位で収まります。ただ実際に読んでみてシナリオが変わったり、決まるのにお時間が掛かれば別ですが・・・。

費用はこんな感じです。
・ナレーション収録(画面を見ないで収録、オペレーター込み)6,000円(税別、1時間当たり)
・MA(画面を見ながらの収録、オペレーター込み)8,000円(税別、1時間当たり)
・ナレーター、選曲は別途
*該当ムービーファイル、シナリオは持参ください

課題解決=ナレーション録音だけでも対応します!

2010年02月02日

鞄職人さん達の直販

これまでブランド物ではなく、使いやすそうでありきたりではない鞄を探してきました。大きさとしてはB4程度、収容力があってたくさん入れてもがさばって見えないもの。今回はそれに加えて愛着を持って長く使えるという条件を加わえました。(・・・欲張ってます)

というわけで今回は革製の2本手もの、予算2万円程度で探してみました。ヤ□□・オークションや低価格を売りにするECサイトでは何回か購入したのですが、1年ももたないでどこかが破損したり、へたり具合が早いので、「ちょっと長く使えそう」を念頭に、使ったことの無いECサイトを検索してみました。

めぐり会ったのが東京のLagitaさんです。

鞄職人さん達の工場直販でもちろん日本製!価格帯は皮製を考慮すればお得な価格設定。修理も対応ということで安心。嬉しい発見です。

残念なのはキャンペーン終盤らしく、在庫が減って選択肢が少ない点。

それでも良いものを買えました。使った感想としては、その鞄を持つと気持ちがしゃきっとしてちょっぴり背筋がぴんとのびる気がする、しっかり作られていること、オーソドックスではあるが他には無いデザイン、収納を良く考えていること。有料だけど修理対応というところが良いです。

良いものをリーズナブルに提供し、長く使いましょうという姿勢に共感しました。一部が壊れただけで捨てるのはとても気が引けて、罪悪感さえ伴います。

単に低価格だけを謳い、それだけを判断基準にしてしまいがちな傾向が強いですが、できれば愛情を込めて大切に使い続けられるものを選びたいです。そういう気持ちに応えてくれる日本の会社を一つ見つける事ができて嬉しい2010年の始まりです。

良いものを生み出したり、提供している人たちを探せるのはネットならではの良さ。何を良しとするかは人により千差万別で当てが外れることも往々にして起こります。目利き役のショップを選ぶか、直接生産者から買うかはお好み次第ですが、ユーザーからすれば選択肢が増えて作り手のこだわりで選べる、供給者からすれば販路・可能性が広がっています。ネットに限ったことではありませんが、選択する尺度は何か、提供する側が打ち出すポイントは何か。価格も大切ですが、ちょっとだけ長い時間軸で価値を考える、人の経験や技術を大切にしていく必要があると思います。

 

2010年01月31日

企業の映像制作「第15回 ハイブリッドDVDという選択」

第15回 ハイブリッドDVDという選択

映像を再生する際にテレビとDVD Video Playerが無い、PCにDVDプレーヤーが無い場合DVDが再生できません。折角つくった映像が見られない、使えないというのではすっかり台無しで す。

弊社で納品する際、お客様の使われる状況を聞くようにしています。 再生機器や環境がDVDの再生可能な状況で固定されていれば良いのですが、不確定な場合にはPCで再生できるようハイブリッドDVDで納品する場合があり ます。

ハイブリッドとは、DVD VideoとWMVの組み合わせからこう呼んでいます。

仕組みとしては以下のようなものです。

再生側にDVD Videoを認知するデバイスがあれば、収容されているDVD Video信号を読んでDVD Videoを再生します。この際、DVD Videoにはオートスタート機能を組み込んでおきます。これはテレビ+DVD Video PlayerでもPC+DVD Videoでも同じです。

またDVD Videoを再生できない場合はメディアファイルとして開き、収容ファイルであるWMVを再生します。企業でお使いになるPCは殆どがWindowsなの で、WMVが再生不可という事はこれまで未経験です。

要するにメディアにファイルとしてダブルスタンバイしておくという事です。複製する場合でもDVD-R の複製としてDVD Videoだけの複製と同じ金額で出来るのでハイブリッド盤対応に損はありません。*原版制作費が若干異なります

是非参考にしていただきたいと思います。

 

2009年10月13日

企業の映像制作「第14回 変化する依頼内容」

第14回 変化する依頼内容

今回は最近の変わりゆく企業の依頼内容とその理由について。

お客様からご依頼戴く制作内容が変わってきている。
2008年以降、印刷用や社内の記録画像といった既存素材を使った映像制作(編集)が増えてきていると思う。
それまでは無かったというわけではないが、一部に使用する程度だったものが、全てを印刷物や社内の既存素材で構成、目的に沿った仕上げで、という依頼内容だ。

対応としては、パワーポイント的な表現にならないように少しでも映像的な見え方になるように工夫している。
またコストも抑えたご要望になるため、撮影がない分の不足する要素を補う工夫~山場をつくりにくいのでメリハリ付け、動く背景素材をさりげなく入れる等~はするのだが静止画だけなので編集はちょっと時間がかかる。
また音楽・効果音、音声のジングルで補うという見せ方の工夫も必要で、補う工夫をすることで違和感無く見られるように注意している。

既存素材を使った映像制作。全てを印刷物や社内の既存素材で。

これには予算的に厳しいという理由もあると思うが、もう一つの理由としてどんな画面で作られるのかが事前に分かるのでつくりやすい、という事情があるのではないかと感じている。

一般的に映像は完成して初めて全貌が分かるというやっかいな部分がある。
企画やシナリオから制作する従来の一般的な場合、「どんな場面が重なっていくのか」が見えにくい為に敬遠されるのではないか。併せて予算が少ない事もあって「既存素材でつくる」という現象が増えているではないか。
もっと言えば余計な装飾を排して核心だけをストレートに表現して、という声なき声がご依頼企業にあるのではないか、とも感じている。

余計な装飾を施すつもりは無いが、見やすく印象には残したい。
与えられた条件(素材)で少しでも良いものを、と通常より注意して制作するのが基本対応になっている。
(静止画だけでつくるのって結構難しいんです)

 

2009年09月24日

心に沁みた「お買い物」

先日たまたま「お買い物」というテレビドラマを見た。
脚本:前田司郎、演出:中島由貴、出演:久米明 渡辺美佐子 市川実日子など。

のどかな田舎で暮らす老夫婦(久米明と渡辺美佐子)。ある日、おじいさんに届く一通のダイレクトメール。
東京のアンティークカメラ店から見本市を知らせる案内状だ。昔好きだったカメラの事を思い出し、その催しに出かけると言い出すおじいさん。散歩もままならないおじいさんだが、近所の神社に通い続け、登れなかった階段の頂上に上がれる位に脚力を付ける。いよいよ20年ぶりに東京へ、老夫婦の珍道中が繰り広げられる。
孫娘(市川実日子)も巻き込み、2人の人生の断片が会話の端々に現れていく。

とは言っても特段これといった大事件が起きるわけでもなく、老夫婦の日常~上京~買い物が描かれていく静かな展開だ。久米明、渡辺美佐子演じる夫婦の味わいみたいな空気感は流石だが、見ていて幾度も笑わせられつつ妙に心に沁みる。何が沁みてくるのか気になっていた。

その理由は、自分がそこにいたのかもしれないと。

夫婦や家族の間では言葉の断片が交わされるが、その説明というか思いなどは一々口に上らないのが殆どだ。
言葉のうしろにある口にすることが無い思い、ある光景や出来事に対する独特な感じ方。
こういう断片が幾重にも重なって日常がある。
上京~買い物というイベントの中で、この老夫婦の間で
過去の断片が顔を出していく。
老夫婦にある幾重にも重なった内にある感情の断片、内に抱えたままなかなか表には出ない、そういう日常に自分は共鳴したんだと思う。

日常の中にある口にすることが無い思い、それは深くて力があるという気がした。
ちょっと強引だが類型タイプは「小津映画」なのではないかと思う。
こういうきちんとしたもの、静かに内面を照らし出す味わい深いものがこれから増えていくような気がする。(増えて欲しい)

おじいさんのカメラじゃないけど、忘れなくてはならない理由があろうとも好きなことに心を注ぎ、楽しむ事を忘れたくないものだ。

2009年09月16日

ちょっとした課題解決3

ローコストへの対応

今回の課題解決は求められるローコストへの対応について。

この十余年、映像業界をはじめ各種制作業の価格破壊が進み、昨年後半以降更なるローコスト制作が常態化していると感じます。
ローコスト制作の対応として、できるだけ制作セオリーは変えずに手段や要素の簡素化で対応してきました。
悪く捉えれば厳しく大変な環境ですが、見方を変えれば価格対応力を付けさせて戴いたのかもしれません。

ウェブ制作でもB to Bやインナー向けのものに対する使い勝手の良さとローコスト要望が強くなっているようです。
HTMLでは更新に費用がかかる、素材のアップロードや反映がしにくいといった理由からCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)への需要が高まっているようです。

プロバイダの集客及び会員サービスとして始まったブログサービスがCMSと進化、業務用プラットホームになってきているように感じます。
入力エディターを使って更新作業をすることが余計な業務となる、との阻害要因もありますが「手段」を変えることなく闇雲にローコストに対応することは如何なものかと思います。

同じ方法や手段で値段だけを下げるのではなく、違う方法で対応するのが建設的だと思いますし、見合った内容を探して提案するのが専門家の役割だと思います。

課題解決=ローコスト対応には知恵を使った提案を

2009年09月14日

企業の映像制作「第13回 MA・整音のこと」

第13回 MA整音ミックス作業は大切

今回は音声のことです。
聴きやすく、耳にすんなり入ってくる大切さについて。

映像の後工程には画面編集と音声の整音MAVがあります。
映像編集は文字通り、画面編集で映像に入っている音声の取捨選択も行われます。
MAVとはMult Audio Video、複数の音声~ナレーション、音楽等をステレオのLR、2トラックに集約する作業です。
ナレーション収録や音源の仕込みの後にナレーションや音楽(SE,ME)などの音源の整音、音声のミックス作業があり、とても大切な工程です。

*SE:Sound Effect  ME:Music Effect
ナレーションが立って聴きやすいものになっているかどうかはこのミックス段階で決まります。
(ナレーターさんの声質の要素もありますが・・・)

音楽のレベルが高くナレーションが聞き取りにくい、というのはきちんとミックスされていない事になります。
こういう場合、再生側のボリュームを上げても聞き取りにくさは変わりません。
音楽も聞かせつつ、ナレーションが気持ちよくすんなりと聞ける、という事が大切、というかこうなっていなければいけないのです。ナレーションが聞き取りにくいでは映像の役割を果せていないことになります。
特にウェブでムービーを公開する場合、音声が必須のものはきちんと整音ミックスをする必要があります。

ナレーション収録が無く素材に収録された音声に音楽をつける場合でも整音ミックスにより、素材の音声を極力引き立てます。(収録状態が悪いと限界がありますが)
ところがコストを抑えるために、この整音ミックスを編集作業で済ませようというケースがあります。
編集での音声処理は大まかな「整理」作業なので、音声のメリハリをつける整音ミックスができません。
編集とMAVは機材も人も異なる別工程なので、音に関する作業はMAV、整音ミックスで行うことが結果早くて効果的です。

音は目に見えないので分かりにくいのですが、聞き取りにくいものは精神的にも良くなく、結果伝わりにくいツールになってしまいます。きちんとナレーション や音声を聞けるようにする。当たり前といえば当たり前ですが、根幹に関わる大切なことです。この工程をコストダウンにより削ったなら、画竜点睛を欠くこと になりかねません。